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CASE 02 広島 メディア

クリエイティブ制作工数65%削減
クリエイティブ職の"品質誇り"を守った中堅広告制作会社

2026.05.11 公開·読了 約6分·JADC編集部
CASE 02 / TOTTORI / CREATIVE
広島の広告制作会社
所在地
広島県広島市
業種
広告制作/メディア
従業員数
約40名
導入時期
2026年初頭
プラン
Team
📍 この事例の要点
  • クリエイティブ制作工数 65%削減
  • SNS投稿頻度 3倍化(毎日5本→1日15本相当)
  • 新規企画 +2本/月 を企画・制作可能に
  • クリエイティブ職の"品質誇り"を守りつつAI導入に成功

導入前の課題

広島市内の中堅広告制作会社。地域密着のニュース番組・特集を制作していますが、人手不足が深刻でした。

主な業務負担(1人あたり1ヶ月)

業務所要時間
取材記事の構成作成30時間(3時間×10本)
イベント告知のSNS投稿(毎日5本)15時間
ナレーション・コピーの整文15時間(90分×10本)
クライアントからの問い合わせメール返信10時間
合計約70時間

クリエイティブ職特有の壁

導入相談を受けて最初に感じたのが、記者・ディレクターからの「AIに作らせると作品の味が消える」という強い抵抗感でした。「自分の言葉で書きたい」「AIに任せたら自分の存在意義がなくなる」という根深い不安。これは士業以上に強く、強行すれば確実に失敗するパターンでした。

JADCのアプローチ

打ち出しメッセージの設計

最初の社内説明で、JADC が経営者と一緒に伝えたメッセージはこれ:

「AIは下書き専門。仕上げは必ず人間。
君たちの感性と表現力を、雑務から守るために導入する」

この一言で、現場の警戒心が一段階下がりました。「AI生成」ではなく「AIに下書きさせる」という言い換えが、現場の心理的壁を低くしたのです。

導入順序:抵抗の少ない業務から

クリエイティブの中核(企画書・コピー・ナレーション)を最後にして、"周辺業務"から攻めたのが勝因。順序は:

  1. SNS投稿の下書き(重要度低・量多い) → 即効性で抵抗解消
  2. クライアント対応メールのテンプレ+個別調整
  3. 取材記事の構成案(清書は必ず人間という前提)
  4. ナレーション・コピーの整文(リズム調整は人間)
  5. リサーチ業務(情報収集の効率化)

"自社らしい文体"の学習

過去5年分の企画書・コピー・SNS投稿アーカイブから「視聴者に響いた表現」を抽出し、Claude Code に学習素材として与えました。これにより、汎用AIっぽいアウトプットではなく、「この局らしい」言い回し が出るようになり、現場の納得感が一気に上がりました。

導入後の成果

-65%
クリエイティブ制作工数
×3倍
SNS投稿頻度
+2本
/月 新規企画

定量効果

  • 取材記事の構成作成:3時間/本 → 30分/本(-83%)
  • SNS投稿下書き:30分/本 → 3分/本(-90%)
  • ナレーション・コピー整文:90分/本 → 30分/本(-67%)
  • クライアント対応メール:1通あたり15分 → 2分(-87%)
  • クリエイティブ制作全体工数-65%

定性効果(現場の声)

  • 「下書きが整っているので、自分は『仕上げ』に集中できる」(記者)
  • 「SNS投稿の量が3倍になっても、品質は変わらず維持できた」(広報担当)
  • 「削減した時間で、新規企画の取材・編集にじっくり取り組める」(ディレクター)
  • 「クライアントからのメール返信が早くなったと評価をもらった」(受付担当)

顧客満足度への副次効果

新規企画が毎月2本増えたことで、地域密着番組の顧客満足度が向上。中央の番組と差別化できるオリジナルコンテンツが増え、広告制作としての強みが鋭くなりました。

勝因の分析

1. メッセージング戦略の優位

「AI生成」ではなく「AIに下書きさせる、仕上げは人間」という言い換えが、クリエイティブ職の心理的壁を確実に下げました。技術ではなく言語設計が成功要因です。

2. 抵抗の少ない業務から段階導入

SNS下書き → メール → 原稿構成 → ナレーション、とクリエイティブの中核を最後に置いた順序。これで「便利」を体感した後で中核業務にアプローチできました。

3. 自社の表現アセットを学習素材化

過去の企画書・コピー・SNS投稿を Claude Code に読み込ませて"自社の文体"を再現。汎用AIではなく自社AIに変換することで、クリエイターのプライドを守りました。

JADCの支援内容

フェーズ支援内容
キックオフ経営層・現場リーダーへの導入メッセージ設計/不安ヒアリング
Month 1SNS下書き&メール対応のPoC/3名で先行検証
Month 2取材記事構成案&ナレーション整文への拡大
Month 3自社文体の学習設定/全社員へのロールアウト
継続月次顧問契約/企画提案支援/新業務領域への適用

同業界の経営者へのメッセージ

広島・山口・島根の地域広告制作・クリエイティブ業の経営者の皆様へ。クリエイティブ職こそAI導入の恩恵が大きい業界です。ただし「AIを使え」と命じる導入は失敗します。「あなたの感性と表現力を、雑務から守る」という打ち出しで、現場の協力を引き出せます。

JADC は広島県内・山口県内・島根県内の広告・クリエイティブ業の方々向けに、対面で訪問してのPoC設計を無料で実施しています。

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● 広島対面対応・先着5社限定

クリエイティブ職を持つ企業ほど、
JADC の伴走が活きます。

メディア・出版・広告業の特性に合わせて、現場の協力を引き出す導入設計をご提案します。広島市・福山市・呉市全域に対面で訪問。

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